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代表の丹後から海外に視察に行った際の様子や皆様に知っていただきたい事をつづっています。
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2021-03-09
お世話になります。最近のコーヒー情報まとめです。参考にどうぞ!
ブラジル
現地通過の弱まりと国際価格の高騰を背景に、アラビカ最大の生産地である南ミナスにて国内取引価格がBRL700/60kgを突破。高品質ロットはBRL800/袋を超えており、22/23クロップの先物でも更なる高値で推移。
21/22のアラビカはやはり天候による影響から30百万袋前後の見通し。一方で20/21クロップは順調で、2月の輸出量は3百万袋超と1月を上回る見込み。セミウォッシュも潤沢にICE認証在庫に流れている。
コロナの感染者及び死亡率共に増加傾向にあり、一部では3月はこれまで以上の感染・死亡者がでる可能性が高いとの懸念。日々の平均死亡者は1,000人を超えており、医療崩壊が起きている一方、政府(大統領の指示)の指示が不明瞭なためワクチン接種も遅延気味。
コロンビア
1月の輸出量は昨年同時期(1.065百万袋)を若干上回る1.072百万袋。
収穫はメインクロップ(中央部・北部)が終了し、ミタカ(南部のメイン)を1ヶ月前に控えた端境期。国内需要も依然として堅調。国際相場の高騰によりディファレンシャルが若干緩まるも、輸出業者のポジションによって大きく左右されている。国内市場は、農家や中間業者は更なる高値を期待し、また在庫も少ないことから静かな状況。
ニカラグア
予想では3月上旬に収穫が終了と見られていたが物流は現状順調。一方で、国内価格への影響は少なく価格は上昇傾向。米国西海岸の港湾混雑が継続する中、ニカラグアのPeurto Corinto港等への寄港キャンセルが相次ぎ、予約していたコンテナが前日にキャンセルされる等混乱が生じている。そもそものコンテナ不足も加わり、船積に遅れが生じている。今年は特にニカラグアをはじめ中米からの船積はできる限り早める方が無難。
ホンジュラス
2月の輸出量は前年同月比0.3%増となる0.76百万袋と予想。収穫自体が遅れた今シーズンは3月及び4月が船積みのピークとなる見通し。国際相場の高騰を背景にディファレンシャルが若干緩まるも、成約を急ぐ大手輸出業者のみで、組合や小規模な輸出業者からの価格は横ばい。また、組合や農家はかなりの在庫を堅持している様子。
船積は現状遅れは出ていないが、今月から5月までは徐々に前述のニカラグアと同様の動きとなる可能性が高い。
ペルー
収穫が開始され、中央部や北東部を中心に少量ながらコーヒーが流れ始めている。多くの組合や精製工場が3月1日または15日から稼働予定。開花後は良好な天候に恵まれ、順調に成熟したため、一部地域では例年よりも1ヶ月程度早い収穫となっている。
国際相場は高騰するも、輸出業者や組合は昨年からのキャリーオーバーのショートカバーに追われ、結果としてディファレンシャルは堅調。
生産量は2020クロップを上回る見通しだが、一部では中央区の農家がコーヒーから生姜への作替えを懸念する声が上がっている。
コロナによる首都リマや主要都市部のロックダウンは緩和。午後9時から午前4時までの外出禁止は継続されるも、移動全般は緩和。ペルーは中南米で最大規模の感染者が出ており、累計1.3百万人の感染、46,685人の死者が出ている。
エチオピア
輸出業者はサンプルや成約に奔走しており、選別工場は24時間フル稼働状態。
新輸出規制により輸出業者の数は増加。一部の老舗輸出御者は海外向けよりも国内の新規輸出御者への売買に注力。ECXでの取引価格よりも最低5%は高値で販売しなければならず、自社の選別工場や倉庫及び資金が少ない小規模及び新規輸出御者は、低品質なコーヒーを受け取る詐欺同様の案件が多発している。
統計を確認するまで未定だが、例年よりもナチュラルの生産・取引量が増加しており、ウォッシュが減少傾向にある様子。
米ドルが不足しており、食品規格の麻袋やグレインプロ、結束バンドなどが不足し始めており、輸出業者間で貸借・売買され期近の船積を進めている状況。結果、国内通貨ブルは引き続き弱まり続けている。
ブラジル
現地通過の弱まりと国際価格の高騰を背景に、アラビカ最大の生産地である南ミナスにて国内取引価格がBRL700/60kgを突破。高品質ロットはBRL800/袋を超えており、22/23クロップの先物でも更なる高値で推移。
21/22のアラビカはやはり天候による影響から30百万袋前後の見通し。一方で20/21クロップは順調で、2月の輸出量は3百万袋超と1月を上回る見込み。セミウォッシュも潤沢にICE認証在庫に流れている。
コロナの感染者及び死亡率共に増加傾向にあり、一部では3月はこれまで以上の感染・死亡者がでる可能性が高いとの懸念。日々の平均死亡者は1,000人を超えており、医療崩壊が起きている一方、政府(大統領の指示)の指示が不明瞭なためワクチン接種も遅延気味。
コロンビア
1月の輸出量は昨年同時期(1.065百万袋)を若干上回る1.072百万袋。
収穫はメインクロップ(中央部・北部)が終了し、ミタカ(南部のメイン)を1ヶ月前に控えた端境期。国内需要も依然として堅調。国際相場の高騰によりディファレンシャルが若干緩まるも、輸出業者のポジションによって大きく左右されている。国内市場は、農家や中間業者は更なる高値を期待し、また在庫も少ないことから静かな状況。
ニカラグア
予想では3月上旬に収穫が終了と見られていたが物流は現状順調。一方で、国内価格への影響は少なく価格は上昇傾向。米国西海岸の港湾混雑が継続する中、ニカラグアのPeurto Corinto港等への寄港キャンセルが相次ぎ、予約していたコンテナが前日にキャンセルされる等混乱が生じている。そもそものコンテナ不足も加わり、船積に遅れが生じている。今年は特にニカラグアをはじめ中米からの船積はできる限り早める方が無難。
ホンジュラス
2月の輸出量は前年同月比0.3%増となる0.76百万袋と予想。収穫自体が遅れた今シーズンは3月及び4月が船積みのピークとなる見通し。国際相場の高騰を背景にディファレンシャルが若干緩まるも、成約を急ぐ大手輸出業者のみで、組合や小規模な輸出業者からの価格は横ばい。また、組合や農家はかなりの在庫を堅持している様子。
船積は現状遅れは出ていないが、今月から5月までは徐々に前述のニカラグアと同様の動きとなる可能性が高い。
ペルー
収穫が開始され、中央部や北東部を中心に少量ながらコーヒーが流れ始めている。多くの組合や精製工場が3月1日または15日から稼働予定。開花後は良好な天候に恵まれ、順調に成熟したため、一部地域では例年よりも1ヶ月程度早い収穫となっている。
国際相場は高騰するも、輸出業者や組合は昨年からのキャリーオーバーのショートカバーに追われ、結果としてディファレンシャルは堅調。
生産量は2020クロップを上回る見通しだが、一部では中央区の農家がコーヒーから生姜への作替えを懸念する声が上がっている。
コロナによる首都リマや主要都市部のロックダウンは緩和。午後9時から午前4時までの外出禁止は継続されるも、移動全般は緩和。ペルーは中南米で最大規模の感染者が出ており、累計1.3百万人の感染、46,685人の死者が出ている。
エチオピア
輸出業者はサンプルや成約に奔走しており、選別工場は24時間フル稼働状態。
新輸出規制により輸出業者の数は増加。一部の老舗輸出御者は海外向けよりも国内の新規輸出御者への売買に注力。ECXでの取引価格よりも最低5%は高値で販売しなければならず、自社の選別工場や倉庫及び資金が少ない小規模及び新規輸出御者は、低品質なコーヒーを受け取る詐欺同様の案件が多発している。
統計を確認するまで未定だが、例年よりもナチュラルの生産・取引量が増加しており、ウォッシュが減少傾向にある様子。
米ドルが不足しており、食品規格の麻袋やグレインプロ、結束バンドなどが不足し始めており、輸出業者間で貸借・売買され期近の船積を進めている状況。結果、国内通貨ブルは引き続き弱まり続けている。
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