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2021.02.05 代表ブログ

産地情報

お世話になります。
各所から頂いたコーヒー情報です。参考にどうぞ

【ブラジル】当初懸念のあった雨不足も最近は降雨が続いており、降雨晴天のサイクルによって生育に理想的な状況となっている。
14日までブラジル生産地では雨が降り続く予報。02月の雨量はチェリーの成長に欠かせないことから、降雨状況は引き続き重要な相場要因となる。
レアル通貨:ボルソナロ政権が感染防止よりも経済を優先したことで経済は回復しているが、感染拡大が嫌気され大統領退陣を要求するデモも発生し内政懸念が強まっている。
更に、多くの国民が利用していた緊急支援金制度も昨年末に終了。財政悪化懸念から次の経済対策も打ち出せない状況となっている。
レアル高に進んだ昨年末から一転、製造業景況感の低下やブラジルでの新型コロナ変異種が発見されたことによる行動規制強化が景気下押し懸念となりレアル安に進んだ。
引き続きこれらの要因が上値を抑え、レアルは軟調推移が予想される。

【コロンビア】FNCによると、20年1月~12月の生産量は1389万袋 (19 年比較▲ 86万袋)、輸出量は12,52万7000袋、各地Main Cropは収穫進捗90%程度。Mitaka Cropは開花&チェリー成長という段階。
20年後半の雨季長雨の影響で21年Mitaka Cropの生産量減少&収穫遅れ。
Diff 高騰・ペソ安によって農家は恩恵を受け、古くなった木のリノベーションに踏み切る農家が多く、一時的な減産に繋がる見込み(再度収穫ができるのは 1.5~2年後)。
徐々にではあるが収量が落ちてきている為、減産トレンドが続く見込み。

【グァテマラ】20/21Cropは高標高地域での収穫作業が最盛期を迎えている。例年収穫の遅いHuehuetenango地区以外は60%程度の進捗率。

【ホンジュラス】国内インフラの復旧が進んでおらず、生産者はパーチメントの運送に苦労している。
IHCAFEは20年11月のハリケーンによるさび病蔓延を理由に、21/22年度の生産量を560万袋、前年度比-11%とした。一部天候不順やコーヒー収穫のPicker不足等で収穫進捗に多少の遅れが生じている。
収穫の遅れや生産量見通しが確定していないことから、輸出業者は引き続きオファーに慎重であり、ディファレンシャルはは底堅く推移。

【インドネシア】先月からの降雨の影響により収穫量が懸念されている。

【エチオピア】降雨条件が良く標高が高いエリアも含めて生産量・品質ともに良い見込み。
収穫精選作業は順調、WashedはNew Crop玉の船積が始まっている。

【タンザニア】ディファレンシャルの続伸は止まらず、新規オファーは非常に限定的。
コロナ の影響で経由地のスリランカ コロンボ港湾等の混雑が酷く、船積み遅れが散見されている。
20/21Cropの開花は進むもののCBDによる減産懸念あり。
コロンビア含む マイルドアラビカからのシフト需要が強く、20/21Cropの新規オファーにはどの輸出業者も非常に保守的な状況。