相場での独り言・・・
私達がいつも愛飲しているコーヒーですが、ニューヨーク市場で取引されているのは、
皆さん新聞やテレビでご存じの方も多いと思いますが、今日やっと少し落ち着きました。
けどたった一日では何とも言えませんが・・・
毎日騰がってばかりのコーヒー相場は見ているのも嫌になります・・・
少し情報を・・・
先ほど、国際コーヒー機関(ICO)は、10/11年度の世界コーヒー生産高の見通しを前回予想から20万袋引き上げ13,480万袋と発表しました。
ブラジル産の生産高は、11/12年度4,190万から4,470万袋と一回目の見通しが発表されて、前回裏作だった09/10年度の3,947万袋の時よりも裏作時では過去最高の生産高が見込まれています。
しかし今年の4,809万5,000袋を大幅に下回る事には変わりはないので、やはり厳しい状況に変わりはないと思います!
昔はこんな数字でも相場はすぐに反応していたのに、今回はやはり何かがおかしい気がします。
マネーゲームにコーヒーも巻き込まれた感は否定できませんね!
相場が騰がれば品質が上がる!高く買えばおいしいコーヒーが手に入る!
と言う図式には、やはりなっていないので、現状の相場は非常に困ったものです(>_
もちろん相場が下がっても良いコーヒーは出てきませんが、やはり適正が大事ですね!
産地ではもちろん相場は関係あると思いますし、相場で売れる農家は喜んでいると思いますが、
そうじゃない農家もたくさんいるのです!!!
もっと安定的に商品を生産・供給できる方法があればもっと現地でおいしいコーヒーを作ってくれそうな気がします。